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繰り返す動きでは、最大と実効を分ける

技術計算(試験公開)

図の条件を確認し、入力例と結果を順番に見ていきましょう。数値を変更する操作は計算画面で行います。

1. 図で、何を調べるか確認する

繰り返す動きでは、最大と実効を分けるtn区間ごとの時間をそろえる

加速・一定速・減速・休止を1サイクルとして見ます。図の横軸は時間です。

青は入力、赤橙は結果です。図は以下の固定の入力例を説明する模式図です。寸法や変形の比率を実物どおりに再現したものではありません。

2. 入力する値の例

モーター軸換算の合計慣性 J
何を入力する?

指定した軸のまわりの「回しにくさ」です。質量だけでなく、軸からの距離や形で変わります。kg·m²とmm⁴は別の量です。

0.02 kg·m²
正方向運動に逆らう抵抗トルク
何を入力する?

軸を回そうとする作用です。力と、軸から力の作用線までの垂直距離の積で考えます。

1 N·m
最高モーター速度
何を入力する?

1分間に何回転するかなどの速さです。rpmは毎分の回転数で、角度そのものではありません。

1,500 rpm
加速時間
何を入力する?

この動きや工程にかける時間です。秒・分などを選び、片道と往復、運転時間と停止時間を区別します。

0.5 s
定速時間
何を入力する?

この動きや工程にかける時間です。秒・分などを選び、片道と往復、運転時間と停止時間を区別します。

1 s
減速時間
何を入力する?

この動きや工程にかける時間です。秒・分などを選び、片道と往復、運転時間と停止時間を区別します。

0.5 s
停止時間
何を入力する?

この動きや工程にかける時間です。秒・分などを選び、片道と往復、運転時間と停止時間を区別します。

1 s
停止中の保持トルク
何を入力する?

軸を回そうとする作用です。力と、軸から力の作用線までの垂直距離の積で考えます。

0 N·m

固定の説明例です。係数・物性値・比較基準は推奨条件ではありません。自分の条件は計算画面で入力します。

3. この例の計算結果

最大絶対トルク
7.28319 N·m
サイクル全体の実効トルク
3.71835 N·m
減速トルク(負は回生方向)
-5.28319 N·m

ピークトルクは瞬間的な大きさ、実効トルクは運転サイクル全体の比較値です。減速トルクが負なら、正方向の回転に対して制動する向きです。

4. どの式で求めている?

Ta=TL+Jω/ta; Td=TL−Jω/td; Trms=√[Σ(Ti²ti)/Σti]; Eregen=max(0,−Td)ωtd/2

表の単位のまま式へ代入できるとは限りません。計算画面では、選んだ単位を内部の基準単位へ換算して計算しています。

この計算で扱う条件・含まれないもの

全入力は同じモーター軸基準です。減速機の効率はこの画面では再適用しません。一定の抵抗トルクが正方向運動を妨げる水平等価モデルです。重力負荷の反転・電気側回生容量・機種の熱定格は別検討です。

自分の条件を入力する →

「この入力例を計算で試す」は例の数値を読み込みます。「自分の条件を入力する」は計算画面を通常どおり開きます。